記事掲載日:2026/5/14
脱炭素社会の実現に向けて、次世代エネルギーの旗手として期待される「水素」。その普及に不可欠なのが、燃料電池自動車(FCV)等に水素を充填する「水素ステーション」です。
今回は、「オンサイト方式」「オフサイト方式」のそれぞれの仕組みについてご紹介します。
水素ステーションは、単に水素を補給するだけでなく、高圧の水素を安全に蓄え、正確に充填するための高度な技術を備えた施設です。 現在、水素ステーションには大きく分けて「オンサイト方式」と「オフサイト方式」の2種類があります。
オンサイト方式とは、ステーション内に水素製造装置を設置し、都市ガスなどから水素ステーションで水素を製造する方式です。 輸送コストを抑えられ、原料がある限り安定的な供給が可能です。
1 水素製造装置:都市ガスなどを原料とし水素を取り出します。※
2 圧縮機:車両に充填するために必要な圧力まで段階的に圧縮します。
3 蓄圧器:圧縮された高圧水素を一時的に貯め置く頑丈な容器です。
4 冷凍機:充填直前には必ず冷却が必要です。これによって充填時間の短縮と安全性を両立します。
5 ディスペンサー:ノズルを通じて車両へ充填を行います。誤操作防止や漏洩検知センサーなど、多重の安全対策が施されています。

※ 水電解(AEM、PEM、アルカリ)で水素を生成する方法などもあります。
オフサイト方式は、外部の水素プラントで製造された水素を、専用のトラックやトレーラー等で運び込んで供給する方式です。 装置をコンパクトにまとめられるため、限られた敷地でも設置しやすいメリットがあります。
1 カードル運搬車:高圧に圧縮された水素カードルを積載して到着します。※
2 カードル:水素ステーション内では、カードルが「貯蔵設備(水素源)」となります。
3 圧縮機:車両に充填するために必要な圧力まで段階的に圧縮します。
4 蓄圧器:圧縮された高圧水素を一時的に貯め置く頑丈な容器です。
5 冷凍機:充填直前には必ず冷却が必要です。これによって充填時間の短縮と安全性を両立します。
6 ディスペンサー:ノズルを通じて車両へ充填を行います。誤操作防止や漏洩検知センサーなど、多重の安全対策が施されています。

※ 水素トレーラーで配送し水素トレーラーを「貯蔵設備(水素源)」とする方法などもあります。
東邦ガスエナジーエンジニアリングは、水素ステーション建設28箇所(2025年8月時点)の確かな実績があります。
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日本ガス協会
都市ガスを利用したオンサイト方式水素ステーションのご紹介
https://www.gas.or.jp/oshirase/suiso.pdf