記事掲載日:2025/11/28
環境省が主導する冬の地球温暖化対策「ウォームビズ(WARM BIZ)」。 2005年からはじまり20年が経過し、私たちの生活に定着しつつあります。昨今のエネルギー価格高騰やSDGsへの意識の高まりを受け、その重要性はさらに増しています。
本記事では、ウォームビズの概要から、オフィスで簡単に実践できる具体的なポイント、そして企業が取り組むことで得られるメリットについて詳しく解説します。
ウォームビズ(WARM BIZ)とは、暖房に必要なエネルギー消費を抑えることでCO2排出量を削減し、地球温暖化を防止することを目的とした取り組みです。
具体的には、過度な暖房に頼るのではなく、衣服の工夫や建物の断熱性向上などを通じて快適に過ごすライフスタイルを推奨しています。
環境省では、暖房時の室温目安を「20℃」としています。設定温度を必要以上に上げずに、服装やオフィス環境を工夫することで、エネルギー消費とCO2排出量の削減を目指します。
オフィス全体でウォームビズを実践するためには、個人の工夫と環境整備の両面からアプローチすることが効果的です。
●「衣」の工夫:重ね着と「3つの首」を意識する
無理に着ぶくれするのではなく、保温性の高いインナーやカーディガン、ベストなどを活用した「重ね着」が基本です。
なかでも、体温が逃げやすいとされる「首」「手首」「足首」の「3つの首」を温めることは非常に効果的です。 具体的には、タートルネックやマフラー、厚手の靴下などを上手く取り入れることで、体感温度は大きく変わります。
デスクワーク中には、ひざ掛けやレッグウォーマーの使用を許可するなど、柔軟な服装ルールを設けることも有効です。
●「食」の工夫:体を内側から温める
休憩時間に温かい飲み物(生姜湯やハーブティーなど)を飲んだり、ランチで体を温めるスープや根菜類などを取り入れたりすることも、ウォームビズの一環です。
オフィスで手軽に温かい飲み物を用意するには、ウォーターサーバーの活用が便利です。
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●「住(オフィス環境)」の工夫:暖房効率を高める
湿度を保つ: 空気が乾燥していると体感温度が下がると言われています。加湿器などを活用して湿度を保つことで、暖房を抑えても寒さを感じにくくなります。
空気を循環させる: 暖かい空気は天井付近に溜まりがちです。サーキュレーターやシーリングファンを使い、空気を循環させることで暖房効率の向上が期待できます。
熱を逃がさない: 厚手のカーテンやブラインド、断熱シートなどを活用し、外からの冷気を遮断することも重要です。
ウォームビズの実践は、単なる節約にとどまらず、企業経営に多角的なメリットをもたらします。
メリット1:光熱費・燃料費の低減(コスト削減)
最も直接的なメリットは、暖房使用の最適化による光熱費・燃料費の低減です。暖房の設定温度を1℃下げるだけでも、大きな省エネ効果が期待できます。これはカーボンニュートラルに向けた取り組みと同様に、企業のコスト競争力強化に直結します。
メリット2:CO2排出量の削減(環境貢献)
ウォームビズは、エネルギー消費を抑えることで、CO2排出量の削減に直接貢献します。これは、カーボンニュートラルを目指す企業活動の一環として、また、サプライチェーン全体での脱炭素が求められる現代において、取引先や投資家への強力なアピールポイントとなります。
メリット3:社員の意識改革
体温調節を意識した服装の導入など全社で省エネに取り組む文化を醸成することは、社員の環境意識やコスト意識の向上を促し、企業活動の持続可能性向上にも寄与します。
ウォームビズは、社員一人ひとりが快適さを保ちながら、企業全体の「光熱費削減」と「CO2削減」を同時に実現できる取り組みです。
まずは、この冬、オフィスでできるウォームビズから始めてみませんか?
カーボンニュートラルとは:CO2などの温室効果ガスの排出量を、「全体としてゼロ」にすること。二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」※から、植林、森林管理、CO2回収技術などによる「吸収量」※を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。※人為的なもの
掲載内容は2025年11月現在の情報に基づいています。最新の研究開発動向や政策によって、状況は変化する可能性があります。
●環境省
WarmBiz
https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/warmbiz/