厨房の暑さの原因は「輻射熱」と「排気拡散」。ガスの涼しい厨房機器「涼厨®」は、「低輻射」と「集中排気」でこの問題を一気に解決。
「ガス機器は熱い」、「ガス厨房は暑い」といった従来のイメージを払しょくする厨房機器「涼厨®(すずちゅう)」です。
熱くなる機器表面に空気断熱層(空気冷却部分)をつくり、機器内部の熱こもりは自然な上昇気流で機器外部へ、 代わりに涼しい空気がガス厨房機器の下部から自然に入り込み、機器表面を冷やしています。
低輻射を実現した「涼厨®」は、機器の表面温度が低くやけどのリスクが減少。機器の前でも作業しやすく快適です。
「涼厨®」は、低輻射と集中排気で厨房内を25℃以下に保つことができます。快適で衛生的な厨房環境を実現します。
「涼厨®」なら、低輻射と集中排気により厨房内の温度を抑え、空調負荷を従来のガス厨房より約30%低減。夏季の空調コストの削減に貢献します。
東京ガス(株)基盤技術部大森研究室
空気調和・衛生工学学会論文集より抜粋(P1067~1070、2009年)
〈シミュレーション条件〉
□計算モデル:学校給食厨房(縦18m×横18m×高さ2.5m) □換気方式:置換換気方式
□給気量:40kQ □機器条件:回転釜5台、立体炊飯器4台、オーブン1台、ガステーブル1台
ただし「涼厨®」は回転釜と立体炊飯器。オーブン、ガステーブルは共通仕様。
機器表面温度が低いため、万が一触れた場合もやけどのリスクを低減します。また、煮こぼれても焦げつきが少ないので清掃が簡単です。
「涼厨®」は約30メーカーの豊富なラインナップが揃っており、機器のサイズも従来機器とほぼ同じ。入れ替えも簡単です。
リング式ゴトク採用で炎による暑さをカット。高効率でパワフルな内部炎口バーナー搭載機器もご用意しています。
厚釜と強火による包み炊き、これがガス炊飯器の美味しさの特徴です。用途や炊飯量に合わせて、充実のラインナップからお選びいただけます。
生麺や冷凍麺などさまざまな麺に対応した機種をラインアップ。ダウンドラフト燃焼方式等でランニングコストを低減させます。
揚げ物の美味しさの決め手は油の温度です。ガスの強火力で大量調理にも一定温度を保ち素材の旨みを引き出します。
煮る・揚げる・炒める・茹でるを大量に調理できます。学校、病院などの給食設備での使用におすすめします。
ガスの熱風で素材を活かして美味しく焼き上げます。ダイレクト加熱方式で食材の焦げ目も思いのまま。
煮る・揚げる・炒める・焼く・蒸すなど加熱調理を全てこなすオールラウンドな調理機です。
赤外線バーナーなどの使用により、鉄板を均一に加熱します。お好み焼き、焼きそばなどに適しています。
高速強力洗浄で食器洗いにかかる人件費、水道料金を大幅にカット。「涼厨®」なら輻射熱を抑えて厨房環境を改善できます。
大量の食器を短時間で、温風による消毒と乾燥を行います。衛生的な保管庫としてもご利用いただけます。
「涼厨®」製品は、一般財団法人日本ガス機器検査協会(JIA)の検査基準をクリアした、安全で快適な厨房機器です。
ガス機器の安全性を担保するために、一般財団法人日本ガス機器検査協会(JIA)は、客観的・中立的な第三者認証機関として、ガス機器の検査・認証をおこなっています。その認証のひとつとして、厨房機器が発する熱を削減して厨房室内での作業環境を向上させる業務用ガス厨房機器の認証(低輻射型ガス厨房機器認証)があります。安全基準検査に加えて、快適性基準を設けて検査を行います。
「涼厨®」にすることで火力が弱くなることはありません。室温の上昇は抑えながらも、立ち上がりが早く強いガスの火力で、食材の旨味を逃さず調理が可能です。
外食産業から、ホテル、学校、病院まで、さまざまな調理現場で「涼厨®」の導入が進んでいます。
プロ厨房オイシス(東邦ガスの体験型業務用厨房ショールーム)では、涼厨®をはじめ多種多様な業務用厨房設備の展示を行っております。また、ご希望の機器を使用して調理体験をしていただくことができます。
その他にも、厨房に関する様々なご相談を受け付けております。
※「涼厨®(すずちゅう)®」は、大阪ガス(株)の登録商標です。