地域冷暖房|TOHOBIZNEX

  • 地域冷暖房は、エネルギープラントで冷水・温水・蒸気を作り、地域導管を通じて一定地域内の複数のお客さまの冷暖房や給湯を行う省エネルギーシステムです。
  • 建物ごとに熱源設備を持ち冷暖房や給湯を行っていたものを、エネルギープラントに集約することにより、様々なメリットをご提供します。
  • 地域冷暖房は地域の環境性・防災性に貢献するシステムとして、特に都心部のまちづくり・再開発を中心に普及拡大しています。

建物間のエネルギー供給 イメージ図

エネルギーの面的利用によるメリット

メリット1省エネルギー・低炭素

  • 熱源集約による負荷平準化・高効率化
  • 再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用

メリット2省コスト・省力化

  • 運転員の削減 ・省スペース化
  • 設備更新・メンテナンスの一括対応

メリット3信頼性・安全性

  • 24時間365日の監視体制
  • 信頼性の高い供給施設・設備

さらに近年は・・・

  • 電力のネットワーク化
  • 再エネ・未利用エネルギーの活用
  • ICTを用いたエネルギー需要予測

地域冷暖房の特徴

特徴1省エネルギー・低炭素

  • 地域冷暖房は複数の建物の負荷を集約することで負荷の平準化、設備の高効率稼働が期待できます。
  • 個別熱源方式と地域冷暖房方式を比較した事例では、熱源設備を高効率なポイントで稼働することで、エネルギー消費量の削減効果があることが示されています。
  • また、再生可能エネルギーや、未利用エネルギーを有効活用することにより、更なるエネルギー消費の低減が図れます。

出典『「年間実負荷に基づく地域冷暖房方式と個別熱源方式のエネルギー効率比較」
(2016年度空気調和・衛生工学会学術論文集、P53-56))』の情報を一部加工

出典『「地域の最適なエネルギーマネジメントを実現する地域熱供給」
(資源エネルギー庁 パンフレット)』

特徴2省力化・省コスト

  • 地域冷暖房は、熱源設備や運転員をエネルギープラントに集約することによって、熱源設備の維持・運用・更新等に必要な労力やコストを削減することかできます。
  • 更に建物ごとの熱源機や冷却塔が不要となり、スペースの有効利用が図れます。また、エネルギープラントを設置する建物には、プラント面積に相当する容積率が緩和されます。
    (詳しくは各行政の指針をご確認ください)

● 運転員・運転管理

個別熱源方式では

  • 建物ごとに運転要員が必要
  • 建物ごとの負荷に応じた
    設備運用が必要

地域冷暖房方式では

  • エネルギープラントに
    運転員を集約→人員削減
  • 地域全体の負荷に応じた
    設備の最適運用が可能

● 熱源更新・メンテナンス

個別熱源方式では

  • 各建物オーナーが
    熱源更新やメンテナンス対応
  • 建物ごとの負荷に応じた熱源設備が必要

地域冷暖房方式では

  • 事業者が熱源更新・メンテナンスを
    一括対応
  • 熱源設備を集約することで
    コスト削減が可能

● スペースの有効活用

特徴3信頼性・安全性

  • 地域冷暖房は地震に強い施設、設備、技術、監視体制を有しているエネルギーインフラであり、防災性の高い施設を実現します。
  • 東日本大震災等の大規模地震においても、熱供給施設に被害はほとんどありませんでした。

● 高い耐震設計

地冷プラントは震度6~7程度の地震動に対して破損が生じないように設計されています

● 24時間365日のプロ監視

24時間365日の監視体制をもち、災害時の点検等、専門知識を持つスタッフが即応します

● 停電時の電源確保

コージェネレーションシステムや非常用発電機を設置し、停電時でも必要な電気を確保します

● ガス導管・熱導管の耐震性

厳しい強度基準を満たす導管が敷設され、過去の震災でも被害はほとんど報告されていません

地域冷暖房の導入事例

地域 供給地 供給開始
名古屋栄三丁目地域 名古屋市中区 栄ガスビル周辺 1990年6月
小牧駅西地域 小牧市 小牧ガスビル周辺 1990年10月
名駅南地域 名古屋市中村区 名鉄名古屋駅周辺 1998年12月
名古屋栄三丁目北地域 名古屋市中区 栄三丁目ビルディング周辺 2005年3月
東桜地域 名古屋市東区・中区
アーバンネット名古屋ビル周辺
2005年10月
今池地域 名古屋市千種区 今池ガスビル周辺 1986年6月
千代田地域 名古屋市中区 アーバニア千代田周辺 1987年4月
城北地域 名古屋市北区 ザ・シーン城北 1996年6月
池下地域 名古屋市千種区 サンクレア池下周辺 1997年10月
JR東海名古屋駅周辺地域
(名古屋熱供給株式会社)
名古屋市中村区 JRセントラルタワーズ周辺 1999年12月
中部国際空港島地域
(中部国際空港エネルギー供給株式会社)
常滑市セントレア 2004年10月
名駅東地域
(DHC名古屋株式会社)
名古屋市中村区 ミッドランドスクエア周辺 2006年10月
クオリティライフ21城北地区
(名古屋都市エネルギー株式会社)
名古屋市北区 西部医療センター周辺 2011年2月
ささしまライブ24地区
(名古屋都市エネルギー株式会社)
名古屋市中村区 愛知大学周辺 2012年4月
JR東海名古屋駅北地域
(名古屋熱供給株式会社)
名古屋市中村区 JRゲートタワー周辺 2015年11月
みなとアクルス 名古屋市港区みなとアクルス周辺 2017年4月

※2024年11月時点