【図解】環境装置の特長|工業炉|TOHOBIZNEX

環境設備は、生産工程で発生する臭気や廃液、汚泥といった廃棄物を適切に処理し、環境負荷を低減するための設備です。

特長1悪臭成分を都市ガス脱臭装置で高温燃焼

悪臭成分は、一定時間高温に晒す必要があります。都市ガス燃焼式の脱臭装置なら十分な燃焼熱量を確保できます。

特長2廃液濃縮装置による産廃コストの削減

産廃業者に引き取ってもらう廃液量を濃縮装置により削減し引き取りコストを低減します。
同時に、工場内の廃液集積スペースの削減も可能です。

特長3汚泥処理装置による産廃コストの削減

産廃業者に引き取ってもらう廃液量を濃縮装置により削減し引き取りコストを低減します。
同時に、工場内の廃液集積スペースの削減も可能です。

脱臭装置

悪臭・VOCを除去する方式にはさまざまな方式がありますが、ここでは都市ガス燃焼による酸化分解を利用した環境装置をご紹介します。

直接燃焼式脱臭装置

臭気ガスを炉内で700~800℃程度、1~2秒間滞留させて臭気を酸化分解します。排ガスの熱を臭気ガスや燃焼空気の予熱で利用します。

オススメポイント

都市ガスは、燃焼室負荷を高くとれるため大容量の溶解に適しており、同一熱量当りのCO2排出量も少ないため、省エネとCO2低減に大きく貢献します。また、排ガスに硫黄分が含まれず、煤の発生も少ないため、熱交換器や蓄熱体の汚れや腐食が少なく、メンテナンスも容易です。

イメージ図

蓄熱燃焼式脱臭装置

脱臭原理は直接燃焼式と同じです。熱交換器の代わりに蓄熱体があり、臭気ガスの吸気及び処理ガスの排気を交互に繰り返すことにより、高い熱効率で運転します。

オススメポイント

東邦ガス技術研究所で臭気の灰分を分析することで、蓄熱燃焼式脱臭装置の適用可否の検討をいたします。臭気の採取から分析・報告・ご提案にいたるまでを一括して行い、お客さまの省エネルギーをご支援いたします。

イメージ図

触媒式脱臭装置

臭気ガスを300~500℃程度に加熱し、酸化触媒層(Pt等)を通すことにより臭気を酸化分解します。
濃縮型では更に吸着装置を付加し、1/2~1/6の燃料消費量で運転します。

オススメポイント

臭気中に硫黄などの触媒毒成分が含まれる場合には対策が必要となります。東邦ガスの臭気成分分析および濃度測定と、触媒毒成分対策のご提案により、お客さまが最適な状態で設備をお使いいただけるようにご支援いたします。

イメージ図

廃液濃縮装置

濃縮方法には、ガス燃焼加熱方式のほか、蒸気加熱方式があります。

ドラム濃縮装置

円筒形のドラム(1、2個)の内部にスチームを通して加熱し、その表面に廃液を噴霧します。ドラム表面で水分と揮発分は蒸発し、乾燥したスラッジをドラムからはがします。

オススメポイント

お客さまが濃縮する廃液を東邦ガス技術研究所にて分析し、濃縮に必要な熱量計算や設備材料の選定など、お客さまの設備検討をご支援いたします。また、稼動設備の熱精算による熱効率の把握や改善のご提案もいたします。

イメージ図

汚泥乾燥装置

濃縮方法には、ガス燃焼加熱方式のほか、蒸気加熱方式があります。
リサイクルを含め、おすすめの高性能設備、システムをご紹介させて頂きます

真空乾燥装置

真空容器の中に高含水率汚泥を投入し、外側からスチーム又は温水で加熱します。真空下で加熱するため、100℃より低い温度で水が蒸発します。蒸発した水分は冷却塔で凝縮し、回収されます。

イメージ図

ロータリーキルン乾燥装置

汚泥等の含水率の高い廃棄物を回転するドラムの中に投入し、ドラムの外側から加熱する方式です。乾燥時に発生する臭気等はドラム外側の脱臭炉にて燃焼分解されます。

オススメポイント

都市ガスであれば、排ガスに硫黄分が含まれず、煤の発生も少ないため、脱臭装置の排ガスをロータリーキルンに再投入することも可能で、大幅な省エネルギーとCO2低減を図ることができます。

イメージ図