貫流ボイラは、炉筒煙管ボイラ・水管ボイラに比べて、伝熱面積当たりの保有水量(ボイラが有する水量)が少ないため、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短くなります。
管系だけから構成され、蒸気ドラム及び水ドラムを必要とせず、伝熱面積当たりの保有水量が少ないためコンパクト・軽量で、ボイラ室の有効利用が可能です。
伝熱面積によっては、ボイラ技士の資格や設置に際しての各種検査が不要となるボイラもあり、取り扱いが簡素化されます。
最新の高効率貫流ボイラの採用により、エネルギー使用量を削減できます。都市ガスであれば、硫黄分によるエコノマイザの低温腐食がなく、低温までの徹底した廃熱回収がなされており、省エネルギー性に優れています。また、伝熱面へのスス付着によるボイラ効率低下もありません。東邦ガスは工場における蒸気発生・輸送・使用実態を調査した上で、お客さまに適した最新の高効率貫流ボイラをご紹介いたします。
潜熱回収貫流ボイラ「ConboGas®」とは、
株式会社ヒラカワと東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社との共同開発による、業界TOPの省エネルギーと低NOxを実現した貫流ボイラです。
あらゆる運転負荷に追従燃焼できる完全予混合表面安定バーナと潜熱回収技術(燃焼ガスに含まれるH2Oの凝縮熱を利用する技術)により、運転負荷全域で101~102%のボイラ効率を実現。
ボイラ効率の向上率が燃料消費量の低減率となり、そのままCO2削減率、一次エネルギー削減率となります。
バーナの出力を100%から10%まで連続的に変えられる比例制御燃焼方式を採用。従来、100%と40%程度の2点で段階的に燃焼量を切り替え、あるいは燃焼を停止させて運転しておりましたが、比例制御燃焼方式では負荷が定格の10%になるまでバーナを停止する必要がないため、起動と停止の繰り返しによる運転効率の低下を最小限に抑えることが可能。
完全予混合表面安定燃焼バーナの採用で、燃焼室内での均一温度燃焼が可能となり、局所的な火炎温度上昇も無くなり、安定した低NOx燃焼が可能となり、NOx値は25ppm(O2=0%換算)を達成。
| 型式 | CG-2500 | ||
|---|---|---|---|
| 換算蒸発量 | kg/h | 2500 | |
| 熱出力 | kW | 1570 | |
| 伝熱面積 | m2 | 9.86 | |
| ボイラ種別 | - | 小型ボイラー | |
| 最高使用圧力 | MPa | 0.98 | |
| 常用使用圧力 | MPa | 0.49以上 | |
| ボイラ効率 | % | 102 | |
| 燃料消費量 | m3N/h | 136 | |
| 燃料供給圧力 | kPa | 98.1~294 | |
| 電源容量 | 電源[50/60Hz] | - | AC200/220V 3相 |
| 設備電力[50/60Hz] | kW | 14.2 | |