SDGs達成の為にできることとは?企業やお店の5つの取り組み事例も紹介しています。|TOHOBIZNEX

いまさら聞けない「SDGs」 企業が知っておくべき、SDGsの基本

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記事掲載日:2024/1/11

昨今さまざまな場所でよく聞かれる「SDGs」や「カーボンニュートラル(二酸化炭素の排出量ゼロ)」という言葉。 SDGsはこれから先もみんながよりよい暮らしを実現できるように、世界各国が共通の目標として取り組んでいきましょう!と決めた取り組みの総称をいいます。 具体的には17の目標(ゴール)があり、カーボンニュートラルもその内のゴールの一つを実現するための取り組みの一つです。 業界や業種、社会人や学生といった属性に関わらず、自分たちができることからチャレンジしていくことが大切です。(インタビューライター 生木卓)

SDGsとは

SDGsとは

SDGsが生まれた背景

SDGsは、Sustainable Development Goals の略で、日本語に直訳すると「持続可能な開発目標」。 持続可能とは、「これからの未来のために」という意味を含んでいます。持続可能な開発というテーマは、以前より国連サミットなどでもよく取り上げられてきました。 SDGsは2015年の国連サミットで採択され、「2030年12月31日までに17のゴールを達成しよう」という目標が掲げられました。 SDGsがそれまでのテーマと異なるのは、先進国も開発途上国も含めた、すべての国で起こっている課題が取り上げられていること。 いわば、「世界が本気になった」といえるでしょう。

17のゴールと私たちにできること

17のゴールにはどんなものがあるのか。その紹介とともに、目標の実現に向けて、私たちが身近でできることの例を挙げてみます。

◎ゴール1 貧困をなくす

<できること> フェアトレード(公正な取引)の商品を選ぶ

◎ゴール1 貧困をなくす

◎ゴール2 飢餓をなくす

<できること> 食べ物を無駄にしない

◎ゴール2 飢餓をなくす

◎ゴール3 すべての人に健康と福祉を

<できること> まずは自分たちが健康に暮らす

◎ゴール3 すべての人に健康と福祉を

◎ゴール4 質の高い教育をみんなに

<できること> まずは世界について学ぶことから

◎ゴール4 質の高い教育をみんなに

◎ゴール5 ジェンダー平等を実現する

<できること> 誰もが平等であることを意識する

◎ゴール5 ジェンダー平等を実現する

◎ゴール6 安全な水とトイレを世界中に

<できること> 水を大切に使う

◎ゴール6 安全な水とトイレを世界中に

◎ゴール7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

<できること> 電気の使用量を減らす

◎ゴール7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

◎ゴール8 働きがいも経済成長も

<できること> 働きやすい環境を作り、労働生産性を上げる

◎ゴール8 働きがいも経済成長も

◎ゴール9 産業と技術革新の基盤をつくる

<できること> 世界の経済について学ぶ

◎ゴール9 産業と技術革新の基盤をつくる

◎ゴール10 人や国の不平等をなくす

<できること> 反対の声に耳を傾ける

◎ゴール10 人や国の不平等をなくす

◎ゴール11 持続可能な街をつくる

<できること> 環境に配慮した暮らしをする

◎ゴール11 持続可能な街をつくる

◎ゴール12 つくる責任とつかう責任

<できること> リサイクルやリユースを活用する

◎ゴール12 つくる責任とつかう責任

◎ゴール13 気候変動に具体的な対策をする

<できること> 日々の生活習慣が正しいか見直す

◎ゴール13 気候変動に具体的な対策をする

◎ゴール14 海の豊かさを守る

<できること> プラスチックのゴミを出さない

◎ゴール14 海の豊かさを守る

◎ゴール15 陸の豊かさを守る

<できること> 自然環境を保護する

◎ゴール15 陸の豊かさを守る

◎ゴール16 平和と公正をすべての人に

<できること> ルール、コンプライアンスを守る

◎ゴール16 平和と公正をすべての人に

◎ゴール17 パートナーシップで目標を達成する

<できること> みんなで協力する

◎ゴール17 パートナーシップで目標を達成する

いかがですか?「これくらいならできる」ということもあったのではないでしょうか?これらの取り組みは、 一人ひとりの個人が日々の生活の中で意識することも大切ですが、企業やお店などがチームとして取り組むことで、より大きな力になります。 これが「SDGsに業種は関係ない」といわれる理由です。

企業やお店ができること

企業やお店がSDGsに取り組むことは、ゴール達成に向けた力になることはもちろん、企業やお店のブランディングにもつながります。 例えば、ホームページに自社が行っているSDGsの取り組みを掲載する際には、無料でSDGsのロゴを使用することができます (ロゴの使用には、さまざまなルールがありますので、実際に使用する際には注意が必要です)。社員証の横にSDGsのバッジをつけている人を見かけることがありますが、 あれらのバッジもインターネットなどで幅広く販売されており、 自由につけることができます(バッジの製作・販売には、国連のSDGsロゴのガイドラインが適用されます)。

企業やお店がSDGsに取り組むことは、決して難しいことやコストのかかることばかりではありません。ここではその一例をご紹介します。

<Case1 ある美容院>

ある美容院では、環境にやさしい植物由来の成分でできたカラー剤を利用したり、必要以上に薬剤を使わないように計量してから使っています。

→ ゴール3 すべての人に健康と福祉を

→ ゴール14 海の豊かさを守る

<Case2 ある飲食店>

長時間労働を避けるための採用活動や人材の育成、シフトづくりに力を入れているある飲食店では、 ホームページにSDGsへの取り組みとして、それらの具体的な内容を記載しています。

→ ゴール8 働きがいも経済成長も

<Case3 ある医療機関>

医療職を目指す学生のインターンシップや、他の医療機関からの実習や見学を積極的に受け入れています。

→ ゴール4 質の高い教育をみんなに

<Case4 ある自治体>

経済的な理由から出産費用が捻出できない妊婦に対して、自治体の予算を使って、児童福祉法に定められた助産制度を利用できる病院を指定しています。

→ ゴール1 貧困をなくす

<Case5 ある建設会社>

建築現場から出る廃棄物の徹底した分別と、積極的なリサイクルを行っています。

→ ゴール12 つくる責任とつかう責任

→ ゴール14 海の豊かさを守る

これらはほんの一例です。SDGsに向き合うことは、決して難しいことでもなければ、大げさなことでもありません。 予算をかけずにできることも多くあります(むしろコストの削減につながります)。例えば、小まめに電気を切って省エネをすることだけでも、 エネルギーを大切に使うという観点から、「カーボンニュートラルの実現」につながります。 自分たちであれば、どんなことができるのか、まずはそれを考えてみることも立派なSDGsの取り組みです。

→ ゴール17 パートナーシップで目標を達成する

SDGsに取り組むメリット

SDGsを意識して行動することは、決して無駄にはなりません。それが企業やお店などの集団であればなおさらです。 そして、事業を通じてSDGsに取り組むことが、ブランディングにもつながります。このブランディングは、社会や投資家に対して自社の価値を高めるとともに、 従業員にとっても、より誇れる会社として、仕事へのモチベーションにつながります。さらにSDGsへの取り組みが、 それまでにないビジネスパートナーの発掘や新製品やサービスの開発など、新しいビジネスにつながることも少なくありません。 できることから始めてみる。生活のあらゆることに対する意識を、ほんの少しだけ変えてみる。それが持続可能な地球の未来につながります。

<出典・参考文献>

国際連合広報センター

https://www.unic.or.jp/

≪ライタープロフィール≫
  • 生木卓(なるき・たかし)
  • 三重県四日市市出身。名古屋と東京を拠点に「インタビューライター」として、これまでに学生から経営者まで5000名以上の取材を担当。 20 年以上の求人広告制作の経験を生かして、幅広い業界の会社パンフレットや入社案内、会報誌、Webサイト、広告物などの企画・取材・ライティング実績があります。

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