記事掲載日:2023/01/17
登録ユーザー(ワーカー)がスキマ時間を利用して、気軽にアルバイトができるサービス「タイミー」。 最近ではテレビCMやメディアなどで、その名前を聞く機会も増えてきました。 今回は、1年前よりタイミーを利用してアルバイトを募集している居酒屋「嘉文」で全店舗の採用を統括している合戸さんに、 タイミーの使用感や活用方法について伺ってみました。(インタビューライター 生木卓)
2020年の緊急事態宣言や休業要請の頃より、「思ったようにシフトに入れない」などの理由から アルバイトスタッフの退職が増え、コロナ禍が落ち着いて客足が戻りつつある最近でも、慢性的なアルバイト不足が続き困っていました。 付き合いのある飲食店事業者に聞いても同じようにアルバイト不足で困っている状況でした。求人サイトで募集を掛けてもほとんど応募がなく、 当社では2021年の秋より本部に採用に特化した部署を開設。立ち上げと同時に、当時少しずつ認知度が高まっていたタイミーの利用も開始しました。
写真:居酒屋「嘉文」ループ金山店さま
各店舗で、その日に必要なアルバイトの人数が集まらないときにタイミーでアルバイトの募集を掛けています。 管理上の問題で募集前に本部に連絡を入れるようにはしていますが、アルバイトの募集内容などは各店舗の店長に一任。 タイミーを利用し始めた当初のマッチング率(募集した人数に対して、勤務が確定したワーカーの人数)は70%程度でしたが、最近のマッチング率は常に98%以上。 ある店舗では、その日の朝に夕方の時間帯のスタッフの募集をして、30分ほどで枠が埋まることもありました。 その結果当社では、多い時には月200名くらいのスタッフをタイミーを通じて雇用しています。
圧倒的にスタッフ不足が解消されました。事前にスタッフが足りないとわかっているときはもちろん、 その日になって急に体調不良で欠勤などが発生した場合でも、「タイミーで募集すれば何とかなる」という安心感があります。
またタイミーでは“引き抜き”を認めているため、タイミーを利用して働いてくれたワーカーさんに 声を掛けて長期雇用させてもらうようになったり、反対にワーカーさんがタイミーをきっかけに当店に興味を持ってくれて、 他求人媒体伝いに応募してきてくれたこともあります。このようにタイミーの利用が、企業とワーカーの双方にとって試用期間のような役割をしてくれて、 採用活動にも役立っています。
利用し始めた最初の頃は、店舗から「1日だけのスタッフに、仕事を教えるのがたいへん」という声がありました。 これをタイミーのカスタマーサポートに相談したところ、「応募条件に『飲食店で働いたことがある人のみ』という文面を加えてはどうか」というアドバイスをもらい、 応募者を限定することで仕事を教える負担の軽減につながりました。このように困ったことがあっても、 カスタマーサポートに相談することで解決のアイデアをもらえるので助かります。
企業とワーカー側が、それぞれ「お気に入り」や「ブロック」を登録できることです。 「お気に入り」に登録をすると、企業が求人を出したときにワーカーに通知が届いたり、お気に入り限定の募集をすることができます。 反対にブロックをすると、求人が出てもワーカー側には表示されないので、ミスマッチを防ぐことができます。
ワーカーの登録者も増え、マッチング率が高まっているのを実感しています。 求人の掲載自体は無料ですし、掲載する文面などで困ってもカスタマーサポートが相談に乗ってくれるので、気軽に募集をすることができます。 当社も最初の頃は、慣れないサービスの利用で戸惑うこともありましたが、継続して利用することで段々と上手に使えるようになってきました。人手不足でお困りの企業や店舗は、ぜひ一度利用してみるといいですよ。
※バイト募集アプリ「タイミー(Timee)」のお取り扱いは終了しました。