記事掲載日:2022/10/27
現場をよく知る担当者から、燃焼設備についての基礎的な知識が学べる『燃焼講習会』。 今回は講習会を担当する東邦ガス 産業エネルギー営業部 産業技術グループの加藤さんにインタビュー。 その内容やメリットについてお話を伺いました。 (インタビューライター 生木卓)
東邦ガスの産業技術グループが主催している、工業用燃焼設備(工業炉やガスバーナ)についての基礎知識を習得いただくための講習会になります。 お客さまご希望の平日1日を使って、東邦ガスの技術研究所(愛知県東海市)で開催します。お客さまは1名から最大7名まで参加していただくことができます。
写真:東邦ガスの施設
主に製造業などで、日常的に工業用の燃焼設備を利用されている方や、これから利用される方が対象になります。
大きく2つあります。1つは、座学と実際の燃焼設備を利用した実技による、ハイブリッドの講習であること。 もう1つは、講師が普段から燃焼設備のメンテナンスなどを行っているプロ(東邦ガスの技術者)であること。私も講師の一人です。
座学や実技を通じ、「燃焼のしくみ」、「燃焼設備の操作」についての正しい知識が身に付きます。 具体的には、ガスと空気の混合比によって燃焼がどのように変わるか、効率的な燃焼(省エネ)を行う方法などについての基礎知識、 また安全装置の役割や設備を利用する際の注意点、及び基本的なトラブル対処法を学ぶことができます。
午前中が座学、午後が設備のあるところに移動しての実技になります。 座学では、「都市ガスの性質」「LPガスと都市ガスの違い」「ガスの安全な利用」などを学んでもらいます。 午後の実技では、「都市ガスの燃焼範囲」「ガスと空気の混合比が変わるとどうなるか」「安全面の注意点」「起こりやすいトラブルとその対処法」などを、 実際の設備を使いながら、実体験していただきます。 また、講義中は講師が一方的に話すだけでなく、随時質問なども受け付けながら、参加者が理解できるように丁寧に進めていきます。
写真:燃焼講習会の受講の様子
実際に燃焼設備を利用される製造スタッフの方の他、生産技術や設備メンテナンス、 設備保全、技術開発、製品開発、あるいは管理部門の方など様々な業務に従事されている方です。
また、燃焼設備にふれたことがないという新入社員の方はもちろん、転職や社内の異動で初めて燃焼設備に携わることになったり、 「改めて基本的な知識を確認しておきたい」という方まで、年齢・職階も様々な方にご受講いただいております。
よくいただく感想としては、「座学だけでないのがよかった」「現場目線の説明がわかりやすかった」 「設備トラブルの原因や対処方法がわかった」「これまで何となく行っていたことを、改めて知識として理解できた」 「省エネを意識できるようになった」などがあります。
特にメンテナンスについて、これまで「火がつかない」「すぐに業者を呼んでいた」といった設備のトラブルに関し、 「解決方法がわかってよかった」という声は多くいただきます。
東邦ガスの燃焼講習会は、普段から燃焼設備のメンテナンスなどを行っているプロが、ガス燃焼についての基礎知識を、 座学と実技を交えてお伝えするものです。これまで25年以上にわたり、多い時で年20回以上開催してきた実績があります。 燃焼設備に携わる多くの方に、正しい燃焼とガスの知識を身に付けていただき、日々の安全な業務や省エネに役立てていただければと思います。
また東邦ガスでは、これ以外にも「ガスバーナのメンテナンス講習会」や「蒸気講習会」、 「水素燃焼のデモ実演」なども行っています。是非お気軽にご相談・お問い合わせください。

カーボンニュートラル達成に向けた取り組みをトータルでサポートします。
熱処理炉等の工業炉を東邦ガスのサービス員が現場調査・診断。「安全」と「省エネ」をお手伝いします。